PM2.5問題が深刻な中国の現状

PM2.5の発生状況が深刻であるとして世界中から懸念の声が上がっているのが、中国です。今、PM2.5は中国で今どのような状況なのでしょうか。

まずPM2.5の汚染が問題になったのは、2011年の北京での出来事がきっかけです。当初、当局では、視界が悪い大量のもやなどの明確な原因と数値を公表せず、国営メディアなどでは「濃い霧」と報じていました。しかし、2011年11月、アメリカの、北京駐在大使館が、独自にPM2.5の監視と、Twitterでの公表を発表しました。

中国当局は当初、その公表を差し止めるよう要求。しかし、市民からの反発などもあり、現在は中国当局も測定と数値の発表を始める事態に。その後、直後の2011年の12月、また、2013年1月に、すさまじい汚染が発生。高濃度の汚染が確認されました。2013年1月の汚染でも「1961年以来最悪」と言われたものの、2013年12月にはその数値すらも超える高濃度の汚染を観測。ますます、市民らに不安が広がっています。

世界銀行中国環境保護部が2007年に発表した推計によれば、主要4都市のPM2.5に起因する死者は年間約8,000人と言われ、中国全土で大気汚染による死者は、年間で35~40万人にも及ぶ、とされています。

この中国の高濃度の汚染状態に備えるべく、日本政府も在留日本人に向けた医師団を派遣し、その対策や相談に応じる構えだということです。

いずれにせよ、中国、とりわけ北京のPM2.5汚染状況は深刻と言えそうですね。

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